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初心者向けボタン式アコーディオン“エバリーニ”
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アコーディオンの豆知識
夏場の車内や日の当たる場所などに置いて高温の状態が続くとナイロン製の空気逆支弁(※)が熱によって添ったり曲がったりします。そうなると音がビビったり、詰まったりする原因になります。 ※空気逆支弁とは リードの錆びの原因となり、錆びるとピッチが変わってきます。 また直接リードを息でならしたりすると水滴がかなりついてしまうので湿気をしっかり取らないとトラブルの元になります。 空気漏れや音の変化に大きく影響してしまいます。 使用していると、どうしても細かいほこりが内部に 溜まっていくので、できるだけ布などをかぶせておく方がよいです。 リードを止めている蜜蝋が取れて空気漏れなどの原因になります。 また衝撃でベース部のアクションが外れる事があります。 持ち運びの際には、ぶつけたり、倒したり、落としたり等の衝撃に気をつけましょう!! ※蜜蝋に混ぜ合わせる松脂の種類や混合率によって粘着力が違います。 使用頻度にもよりますが、多少狂ってきますのでプロの方はよく 3年に一度くらいは調律に出されているようです。 気が遠くなる程の非常に面倒な製造工程を経ています。 調律 蛇腹の名称の由来は蛇のお腹のような形状からきています。 蛇腹が紙から出来ているということは意外と知られていません。 ボール紙を山・谷というように組み合わせて伸縮自在に作られていて 引っ張ると10倍程には伸びます。 ここに溜め込んで空気を上手に使い、音の強弱で曲に表現をつけます。 しかし紙だけでは強度面が十分でない為、布で周囲が補強されています。 長期間、放置したままにしておくと、この紙の部分にカビがついたり 虫に食われてしまう事があり、空気漏れの原因となります。 また無理に引っ張ると紙が破れ、これまた空気漏れの原因となります。 常に楽器に触れて風通しを良くする事が蛇腹の一番の手入れになります。 アコーディオンの中にはハーモニカのようなリード箱が入っています。このリード箱の音色をH、M、Lと表記します。 Hが高音、Mが中音、Lが低音という意味です。 H、M、Lで入っているリードの数を表しています。 例えばMMとあれば中音のリードが2つ入っているということです。 MMLとあれば中音のリードが2つと低音のリードが1つの3種類になります。HMMLだと高音のリードが1つ、中音のリードが2つと低音のリードが1つの4種類になります。 このようにリード箱が増えれば音の幅も広がりますが、楽器の重量も 増えます。 アコーディオンには何枚リードが入っているのでしょう? 例) 右がMMの37音、左が60ベースの小型タイプの場合 1枚目のMが蛇腹を 開く時に鳴るリード37枚 戻すときに鳴るリード37枚 2枚のMも同じ数になるので、右は計 148枚になります。 左は12音の4列×2倍=96枚になるので、小型タイプでも合計すると244枚になります。 さらに50音ある音域の広い大型のHMMLで、左に3色の切替えが 出来るタイプになると右50+50×4列=400枚。左12×2×7=168枚。合計568枚にもなります。 これを手作業で調律・修理するわけですから、本当に気の遠くなる作業だと思います。 |
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